今さら聞けない!香水の基礎知識。
口コミを見ていると、よくこういう意見をみかけます。
△最初スプレーしたら、なんかアルコールくさい?という印象
△ツンとアルコールのにおいが鼻にくる
△トップのアルコールの香りが苦手です
・・・これらのご意見、もっともです。
が、しかし!
その匂い、「トップノート」ではありません!
トップノートとは、アルコールが蒸発した「あと」に広がる
香水としての最初の香りのこと。
香水は、香料の香りを広げるために、
揮発性の高いエタノールを使用しています。
香水をつけると、まず最初にエタノールがブワーっと飛びます。
この時に急いで香りをかいでしまうと、
キツすぎてむせてしまうので注意が必要なのです。
では、ちゃんとトップをかぐにはどうすればいいのでしょうか?
デパートの店員さんに見習う、香水のつけ方
良いお手本となるのが、デパートの香水売り場の店員さんです。
店員さんにお願いすると、香水をムエット(香りを試す紙)につけてくれます。
ですが、
すぐには渡してくれません。
パタパタと軽くふったりして、最低30秒はじらしてくれます(笑)
手首などにつけてくれる時も、
手で軽くあおいだりしてくれます。
これは、きれいなトップノートを伝えるための計らいです。
つけた直後は、ガマンの時。
スプレーした直後、すぐに匂いを確かめたい気持ちは
すごく良く分かりますが、つけたてはとにかく「我慢」です。
香水は、つけてから30秒~1分待ったあと、
心ゆくまで香りを楽しみましょう♪