赤ずきんとオオカミをモチーフにしたシャネルNo.5のCM。
鮮やかな色使いがとても美しいです。
タイトルの「Le Loup」は、フランス語でオオカミのこと。
Le Loup – CHANEL N°5
このCMは1998年の復刻版です。
美しく豪華な映像は、まるで映画のようです。
さすがはトップブランド、シャネルという感じ。
豪華な制作陣
監督はリュック・ベッソン(Luc Besson)
1959年3月18日生まれ(55歳)
「レオン」や「フィフス・エレメント」で有名なフランスの映画監督です。
女優はエステラ・ウォーレン(Estella Warren)
1978年12月23日 生まれ(36歳)
彼女は元シンクロナイズドスイミング選手で、
カナダチャンピオンになった経験もあり、
オリンピックも目指していました。
その後、モデルとして活躍していましたが、
このCMで監督から女優になることを勧められ、
それがきっかけとなって女優デビューを果たしました。
音楽はシザー・ハンズ(Edward scissorhands)
ティムバートン監督の映画「シザー・ハンズ」(1991年)の
Introductionが神秘的な雰囲気をかもしだしています。
1998年バージョン
もちろん、監督も女優さんも同じです。
内容もほぼ同じですが、やはり新しい方が格好良いですね。
イメージを豊かに描ける香水シャネルNo5
ガブリエル・シャネルは、花ではないモダンな香りを求めていました。
シャネルNo5は、1920年にシャネルが調香師に依頼して作った香りで、
合成香料「アルデハイド」を大量に使用した新しい香水として有名なりました。
発売から90年以上たった今でも、
「モダンタイプ」の香水として不動の人気を誇っています。
その香りは、映画監督のインスピレーションにも貢献して、
新しく美しい映像が生み出されていくのですね。