Yahoo!ニュースで気になる内容が。
シャネルN°5に使用されているイランイランの栽培が衰退しているとのことです。
「シャネルN°5」に危機?原料の花の栽培が衰退 コモロ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00010010-afpbbnewsv-int
https://youtu.be/I0fxEvvyVzc
↑イランイラン精油生産国が世界1位であるアフリカ沖インド洋の島、コモロで摘まれるイランイランの花
コモロでは、イランイランの栽培農園は数十年も開発されず、
さらに花の摘み手も減っているようで、イランイラン栽培の危機となっています。
イランイランとは?
イランイラン(Ylang ylang)とはタガログ語で「花の中の花」という意味があり、
エキゾチックな芳香を漂わせる花です。
インドネシアでは新婚夫婦の初夜のベッドにイランイランの花をまいておく風習があります。
アロマセラピーでは、
・中枢神経をリラックスさせる効果がある
・興奮、陶酔の作用
・抗抑鬱作用
・催淫作用
などの効果があるとされる香りです。
「催淫作用」があることから、リビドーロゼなどフェロモン香水などにも使用されていますね。
シャネルN°5にも使用されるイランイラン
その濃厚なフローラルは、さまざまな香水に使用されています。
中でも「シャネルN°5」は世界で最も有名な香水。
シャネルNo5はアルデハイドが特徴的な香りです。
トップノート:ネロリ、レモン、ベルガモット、アルデハイド
ミドルノート:ジャスミン、ローズ、イランイラン、アイリス、ミュゲ
ラストノート:サンダルウッド、シダーウッド、バニラ、ベチバー、アンバー、ムスク、シベット
さすが、かなりゴージャスなノートですね。
シャネルNo5はある意味伝説化している香水なので
これからもずっと残っていってほしいです。
精油は産地によって香りも変わってくるものなので、
なんとかコモロのイランイラン栽培が保護・支援されて欲しいと思います。